【介護】若手介護職が陥りがちな”慣れ”というリスクについて解説します。

2020年3月21日土曜日

介護

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こんにちは。ポカン(@illpokan)です。

最近、介護現場におけるリスクマネジメントについて勉強する機会がありました。

その時にyoutubeで動画を漁ってたら、興味深い動画が見つかったので、今回は、そちらをシェアしたいと思います。

▼その動画がこちら

動画を見ていただくまえに、

まずは、リスクマネジメントとはなんぞや?

ってところから書いていきますね。


リスクマネジメントとは?


介護におけるリスクマネジメントとは、【危険を予測して準備すること】です。

介護現場には、数多くの危険が潜んでいます。

危険を予測して、適切な準備をしておくことで、重大な事故やトラブルを未然に防ぐことができるのです。

ゼロリスクは不可能ですが、事故やトラブルが発生した場合に、影響を最小限に抑えるための準備をしておくことも、リスクマネジメントと言えます。

また、介護では、利用者の尊厳の保持を実現することが、とても重要です。

介護現場において、リスクマネジメントを徹底して行うことは、病気や怪我の予防につながり、安全・安心、快適に過ごすために必要不可欠なことです。

そして、リスクマネジメントの結果が、利用者のQOLにも関わってくるため、介護職にとって、日頃から意識して取り組むべき職務とも言えます。

【慣れ】というリスクについて


介護現場におけるリスクマネジメントが何なのか、ざっくりわかったところで、

本題に入ります。

今回のテーマに掲げている【慣れ】というリスクについてです。

まずはこちらの動画を御覧ください。

8分6秒あります。【慣れ】についての内容は、5分55秒からです。


いかがでしょうか。

ポイントとなるのは、【集中力】と【技能】です。

はじめのうちは、集中力が高いので、技能が未熟でも事故は起こりにくいのですが、

時間の経過とともに、集中力は下がっていきます。

低下した集中力をカバーする技能が身についていれば良いのですが、

技能が未熟な状態のまま、集中力が低下していく時が、最も事故が起こりやすいのです。

【慣れによる集中力の低下を技術がカバーできない】

この状態が一番危険なんですね。

自分自身の能力を過信していないか?


仕事ができる人ほど、悲観的に準備します。

「これで大丈夫か?」、「おれのことだから、きっと何か忘れている」といった思考で、常に自分を疑い、完璧に近い準備をします。

だからこそ、大胆な行動やチャレンジができるのです。

逆に、仕事でよくミスる人は、自分を過信して、大切な準備を怠ります。

何かと見切り発車です。

そして、重大な事故を引き起こしてしまうのです。

影響が自分にだけ及ぶのであれば、何も問題ないですし、むしろ、どんどん行動に移すべきなのですが、利用者の命を預かる介護職としては最悪です。

動画でも言っていましたが、

【初心忘れず】

という考え方が、超超超マジ大事、超超超超マジ大事ってことなんですね。

最後に


今回は、【慣れ】というリスクについて、オススメの動画とともにお送りしました。

紹介した動画は、1~4本あるうちの2本目になります。

興味のある方は、1本目からみていただくと、更に知識が深まるかと思います。

事故やトラブルのない介護現場の実現に向けて、日々、リスクマネジメントを徹底していきたいものですね。


それでは、現場からは以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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