どうも、ポカン(@illpokan)です。
今回は、社会福祉士の受験資格取得のために必ず必要となってくる「レポート作成」について、書き方とおさえておくべきポイントを書いていこうと思います。
受験資格取得のために大学や養成校に通っている方にとって、単位習得の絶対条件となってくるレポート課題ですが、なるべくなら、時間をかけずに効率よくこなして行きたいですよね。
それでは、いきましょうか!
そもそも、レポートってなに?
そもそも、レポートとは何でしょうか。
ウィキペディアには以下のように記載されています。
レポート、リポート (report) は、「報告(する)」の意。転じて、以下の意味でも使用される。調査や研究等の報告書。転じて、ゲーム『ポケットモンスター』ではセーブの名称として用いられている。ー出典元:Wikipedia
ポケモンやったことないので、セーブの名称が「レポート」であることを初めて知りました 笑
まぁ、それは置いといて、レポートというのは、「調査の報告書」なんですね。
これは、作文や学術論文とは全く異なるものです。
作文は自分の思いを書き綴っていくものなので「答え」はありませんが、レポートにはある程度の解答が用意されています。
また、論文のように仮説~検証から結論を導き出すような、オリジナリティを求められるようなものでもありません。
ある課題について、既存の考えを調査し、それを自分なりにまとめたものがレポートということになります。
レポートを書く目的は?
レポートを書く目的をここで今一度確認しておきましょう。
結論から言うと、以下の2点です。
- 社会福祉士の国家試験に合格するため
- そのために必要となる受験資格を取得するため
レポートの作成は、社会福祉士としての知識を深めるためにも重要な役割を果たすことは間違いないのですが、レポート作成にばかり時間をかけていては、国家試験に合格することはできません。
レポートを作成する中で、興味深い事柄と出会うことも多々あると思いますが、深入りはオススメできません。
あまり首を深く突っ込んでしまうと、どんどん国家試験からは遠ざかった方向に進んで行ってしまいます。
レポート作成時は、知識を深めるというよりも、後々勉強していく内容にリンク付けができるように、フックをかけておくぐらいに留めておきましょう。
社会福祉士国家試験に合格するための鉄則は、「広く浅く理解する」です。
狭い領域をとことん追求していくのは合格してからやりましょう。
まずは、受験資格取得のために必要なレポート課題をさっさと終わらせてしまい、国家試験の合格に必要な勉強時間を少しでも多く確保できるようにしていきましょう。
100点を目指さない
もうひとつレポート作成において大切なポイントとしては、「100点を目指さない」ということです。
完璧を目指すことはとても良いことではありますが、あまりこだわってしまうと、どうしても時間がかかってしまいます。
時間は有限です。
頑張るところと力を抜くところを明確にし、メリハリをつけて取り組むのがベストです。
レポートの合格点が60点なのであれば、その合格点を超えていれば良いわけです。
完璧にこだわり過ぎると、国試合格や受験資格取得といった本来の目的が達成できないことも考えられます。
バランスを意識して取り組んでいきたいですね。
文字数を意識する
レポート課題には、おそらく基準となる文字数が設定されていると思います。
例えば、「800字」や「800字~1200字」などです。
この2つは、それぞれ書かなくてはいけない文字数が異なります。
これについては、大学や養成校、または科目等によっても考え方が異なる可能性があります。
しっかりと確認した上でレポート課題に取り組むことをオススメします。
一般的な考え方として、「800字」と固定指定されている場合は、規定の文字数800字を超えることが必要です。
上限は然程気にする必要はないと思います。
ですが、「800字~1200字」と範囲指定されている場合は800字を超えることはもちろんですが、それに加えて、1200字を超過してはいけません。
微妙な違いではありますが、この文字数の不足や超過がレポートの成績に大きく関わってくることは間違いありません。
どちらにしても、ここで重要のは「簡潔にまとめる」ということです。
課題の調査を進めていくと、膨大な情報量を得ることができると思います。
その情報の中から、本当に重要な部分のみをピックアップし、レポートに落とし込んでいく必要があります。
文字数を意識することで、文章を簡潔にまとめようとする意識も芽生えます。
私もブログを執筆しながら、常々考えていることではありますが、書いた文章の先には必ず「読み手」が存在します。
その「読み手」の方に、どうしたら書いた内容がわかりやすく伝わるのか、文章を書いていく上で、よく考えていく必要があります。
インターネットをフル活用する
便利な世の中になったもので、インターネットを使えば、知りたい情報を簡単に調査し、答えを得ることができます。
限られた時間を効率良く有効に活用していくためには、インターネットをフル活用してスピーディに疑問を解決していくべきです。
これはレポート作成においても同じことが言えます。
レポートの課題が示されたら、その課題に含まれているキーワードをひたすらググり、調査していきます。
例えば、「防衛機制について代表的なものを示し説明せよ」といった課題が出たとします。
ここで調査するべきキーワードは「防衛機制」となります。
防衛機制を検索エンジンに入力してみると、防衛機制に関するサイトがずらりと表示されると思います。
その中から、いくつかピックアップし調査を進めることになると思います。
調査を進めていくと、さらに重要なキーワードが出てくると思いますので、これを繰り返し行い、レポートに必要そうな情報を知識として蓄えていきます。
深追いには気をつけてくださいね。
必要なのは合格基準点を満たすだけの知識量です。
また、インターネットを使用する際に、気をつけておきたい点がいくつかありますので、以下に書いておきます。
【インターネット使用時に注意すること】
- 丸写しはNG
- 引用はOKだが、引用元は必ず記載する
- 自分の言葉に置き換える
- 参考にするサイトは信頼性の高い最新のものを選ぶ
- 参考文献は忘れずに記述する
情報リテラシーは、現代社会においての必須スキルです。
レポートの作成は、情報リテラシーを向上させるための絶好のチャンスです。
レポートの作成を通じて、現代人としてのスキルにも磨きをかけちゃいましょう。
テーマのねらいは何か考える
レポートに直接記述することはないと思いますが、レポートの課題として指定されたテーマの「ねらい」はしっかりと考える必要があります。
「このテーマで学ぶことは何だろう?」
「このテーマを学ぶ目的は?」
など、テーマのねらいを考えることで、レポートを書いている最中、やるべきことがわかるので、できあがったレポートの質もより良いものになっていきます。
レポートを書き上げた後のテーマに対する理解度も格段に違います。
また、レポートを書く上での立ち位置を意識することもでき、支援者の立場なのか、クライエントの立場なのか等、どの目線から見たものなのかが明確になるので、レポートの構成をスムーズに構築できるようになります。
レポート作成中に、「何を書いたらいいのかわからなくなったー」とならないためにも、出発点となるテーマのねらいは、しっかりと考えておきましょう。
レポート作成中に手が止まってしまった時、テーマのねらいを振り返ってみると案外先に進めたりすることもあります。
骨子を考える
基本的なレポートの構成は、以下のとおりです。
序論:テーマと問題提起
本論:序論に対する自分の考え
結論:本論の要約
となります。
ですが、課題によってはこの型にあてはめるのが難しい場合もあります。
例えば、
「防衛機制について代表的なものを2つ示し、それぞれ説明せよ」
なんて課題が出た場合は、序論、本論、結論としてまとめるのは難しくありませんか?
こんな場合は、まず、ざっくりとした骨子を作っちゃいます。
【骨子の例】
- 防衛機制とは
- 抑圧について
- 反動形成について
わざわざ、序論で問題提起して、自分の考えとか論じていかなくても、課題で求められている内容は網羅出来ています。
あとは、この骨組みに肉付けをしていくだけです。
難しいことは考えずに、合格点に一番近い道を探して進んでいきましょう。
勝てば官軍です。
まとめ
今回書いたポイントは以下の通りです。
- レポートとは調査報告書である
- レポートを書く目的は国家試験の合格、受験資格の取得である
- 合格点を取れればOK
- 文字数を意識して取り組む
- インターネットをフル活用する
- テーマのねらいを明確にする
- まず、ざっくりとした骨子を考え、型にとらわれない
コツを掴めばスラスラ書けるようになります。
最後にもう一度言わせていただきますが、最終目標は国家試験の合格です。
レポートはどんどん終わらせて、国家試験の勉強に使える時間を確保していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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