【社会福祉士】オススメの参考書「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」を使った勉強法

2018年5月6日日曜日

社会福祉士 福祉

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んちゃ!ポカンです。

社会福祉士の勉強のほうは捗っているでしょうか?

今回は、そんな頑張っている皆さんに向けて、私がオススメする参考書「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」について書いていこうと思います。


最後まで、お付き合いのほど、よろしくお願い致します。


社会福祉士の勉強は、「量」より「質」で勝負!


以前の記事(【社会福祉士】勉強を始める前にやるべきこと①)でも書きましたが、試験日までの時間は限られています。

【社会福祉士】勉強を始める前にやるべきこと①
【社会福祉士】勉強を始める前にやるべきこと②
その限られた時間の中で、いかに効率よく勉強を進められるかが、合格するための鍵となってきます。

社会福祉士の勉強は、「量」より「質」です。

いくら勉強に時間を費やしたとしても、やり方を間違っていたら合格するのは難しいと思います。

勉強に着手する前に、しっかりとした計画を立て、自分に合った勉強法を確立すること。これが合格への近道となります。

そこで重要となってくるのが、参考書選びです。

大学や養成校が用意してくれるテキストをメイン教材として使うことが大前提になるとは思いますが、その他に1冊持っておくと、知識の幅が広がりますし、後々の勉強の効率UPにもつながっていきます。

今回は、数ある参考書の中で、私がオススメする一冊をお伝えしていこうと思います。

オススメの良書!「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」とは?


今回、私が紹介する参考書は、中央法規が出版している「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」です。


中央法規が出版する参考書は、わかりやすいことで有名です。

けあサポの「私はこうして合格しました!」を見てみると、中央法規の参考書を使用して合格した方が大勢いらっしゃることがわかります。

そんな中央法規が出している参考書の中でも、私が一番オススメしたいのが「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」なのです。

編集元は、福岡県を中心に、社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員の受験対策講座を開催している、いとう総研資格取得支援センターです。

いとう総研資格取得支援センターが開催している講座は、短期間での合格を目指しているのが特徴です。

そういう団体が編集に携わったのですから、「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」には、短期間で効率的に学習するためのノウハウがぎっしり詰まっているはずです。

私も実際に使ってみて、その効率性を実感できています。
これは持っておいて損はないでしょう。



「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」を使うメリット


それでは、「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」を使用するメリットを以下に書いていきます。

全19科目を5つのカテゴリに再編成


社会福祉士の出題科目は全部で19科目です。

「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」では、その19科目を分解し、5つのカテゴリに再編成しています。これが本書の大きな特徴となります。

  1. 社会保障制度を理解する科目:社会保障、保険医療サービス、高齢者に対する支援と介護保険制度、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、児童・家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、権利擁護と成年後見制度、就労支援サービス、更生保護制度、福祉行財政と福祉計画
  2. 社会の仕組みを理解する科目:社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、福祉サービスの組織と経営
  3. 利用者を理解する科目:人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援
  4. 社会福祉士の仕事を理解する科目:相談援助の基本と専門職、相談援助の理論と方法、社会調査の基礎
  5. まとめて整理:歴史、海外、人名

普通であれば、19科目を出題科目順にひとつずつ勉強していくことになることと思いますが、本書では、学習の順序も効率的な形に最適化されています。

例えば、ほとんどの科目に共通して出題される「社会保障制度」については、最初に学習することになり、ボリュームも大きいです。
逆に、歴史や人名などは、一見重要っぽく思えますが、出題率が低いので後回しになっています。

また、構成も大項目⇒中項目⇒小項目といった形で細分化されており、体系的に学ぶことができるのも、とってもよきかな~。

つまり、「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」を使って勉強することが、すでに効率的な勉強法につながっているのです

図や表が多く、わかりやすい


これ、ほんとわかりやすいです。

ワークブックって、テキストベースのものがほとんどだと思うのですが、それらが図や表にまとめられているので、とっつきやすく、理解もしやすいです。

特に制度や思想などを概念的に捉える時は、図で書いてあったほうが断然理解しやすいですよね。

社会福祉士国家試験の全体像をおさえるときは、図や表が欠かせません。
図や表で、ざっくりとした全体像をおさえてから、テキストを読み込み、論理的な思考に切り替えて理解していく

こういったことの繰り返しが記憶の定着をスムーズにさせていく気がします。

オールカラーだから、わかりやすい


本書は、オールカラーです。

見た目が「モノクロ」か「カラー」かというのは、実はけっこう重要です。

重要事項は赤字で表示されているので、ぱっと見で「重要なんだなー」ってのがわかります。

また、カラーだと分類を区別することが容易になります。

特にグラフなどがいい例ですが、判例が色別に表示されていると、直感的で非常にわかりやすいです

ただし、色を多用すると逆にわかりにくくなる場合もあり、一長一短ではあるのですが、本書に限って言えば、適度な色使いであると思います。

ただひとつ、残念な部分を言うと、使用している色の定義についての記載がどこにも書かれていないことでしょうか。オールカラーにするのであれば、色に意味を持たせる必要がありますし、その定義を明確に記載する必要もあると思います。

まあ、色については好みも分かれると思いますので一概には言えませんが、カラーだとやっぱりテンションあがりますよね!うひょー!(無理矢理かよ)

具体的な勉強法


それでは、具体的な勉強法について書いていこうと思います。

ノートは作らない


けっこう大胆なこと言ってるかもしれませんが、ノートは作らないほうがいいです

理解を深めるためにノートに図を書いてまとめたり、マインドマップとかでアイデアを出していくときは有効だと思うのですが、何かを覚える時にノートをまとめるという行為は、時間がかかってしまうので、効率的とは言えません。

ノートを作ること自体が目的となってしまう可能性もあり、ノートを作ったことで「やった気」になるのはかなり危険です

とはいっても、「書く」という行為自体は脳に刺激を与え、記憶の定着には効果的だとは思います。

なので、何か重要なことを書くときは、直接参考書に書き込むようにしましょう

そもそも、「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」はノート作りが不要な仕上がりになっています。
車輪の再発明はやめておきましょう。

無駄なことを極力削っていくことを常に意識して勉強に取り組んでいきましょう。

参考書を最低3回は読む


参考書を読む回数ですが、私は最低でも3回読む必要があると思います。

3回読むことで、どんな効果が得られるのか、以下に書きます。

  • 1回目【ざっくり読み】:1回目は、ざっくりと全体像を把握する。これをやることで、全体のボリュームを知ることができる。
  • 2回目【びっくり読み】:2回目は「そうだったんだ!知らなかった!」と自分の無知をポジティブに捉えることで、好奇心と探究心を刺激する。「無知の知」っすね。
  • 3回目【じっくり読み】:ここからが理解を深める読み方。ポイントとしては、どこに何が書いてあるのかを意識すること。これを意識することで、問題を解くフェーズに移行した際に、調査スピードがあがり効率よく学習を進めることが可能。

私はこの読み方で理解を深めることができています。
3回と言わずに4回でも5回でも、読む回数は増えていったほうが、より理解度が増します。いかにループスピードをあげていくかがポイントです。

あとは、はじめに「目次をしっかり読む」ことも大切です。
試験に登場するキーワードを知ることができるので、自分がこれからどんな勉強をしていくのかイメージすることができます。

また、読む時は、蛍光ペン等で読んだところに線を引くなどして、読んだ痕跡を残していくと、あとで振り返った時に、いい意味で「やった気」になれます。
2回目、3回目は色を変えて重ね塗りしていくと、色が変化して何回目なのか視覚的にわかるようにすることもできます。

こういった小さな工夫が、勉強のモチベーションを維持していくためには重要なんです。
この手の勉強法はググればがんがん出てきます。その中から自分に合った学習法をミックスしていくと、自分に最適化された自分だけの勉強法が確立されていくことになります。

立ち止まらず、とにかく繰り返す


参考書を読み始めると、つい深く追求したくなります。

この探究心は、とても良いことではあるのですが、勉強の序盤の時期は、そこで立ち止まらず、とにかくひたすら前に進むことを意識してください。

一番恐いのは、一度も勉強しない科目を残したまま試験日を迎えることです

「高齢者分野で働いてるから、高齢者の科目は捨てる!介護保険?年金?余裕だよ!余裕!ふはははーッッwww」とか言ってる人は、0点科目の呪いにかかって3月15日あたり(試験結果発表日)に泣きます。鼻水を垂らしながら泣きます。そして、鼻をかんだら思ったよりも強くかんでしまって鼻の粘膜を痛めてしまいます。鼻血も出ます。そして、もう1回泣きます。んで、血をみて、北斗の拳に出てくるハート様みたいに、「血ぃぃぃぃぃぃ?????いでーよ!いでーよ!」と言って、周りの人に八つ当たりして、迷惑をかけます。

あ、すいません。脱線してしまいました。
本題に戻ります。

とにかく、そうならないためにも、全科目しっかり勉強する必要があるのです。

読む回数が多ければ多いほど理解が深まります。

エビングハウスの忘却曲線をみるとわかりますが、記憶を定着させるためには繰り返し勉強する必要があるのです。

ひとつのところで立ち止まって考えるよりは、何度も繰り返し勉強していったほうが、知識のベースアップを図ることができ、理解の浅い部分も顕在化してきます。

立ち止まらず前に進みましょう。

問題集「書いて覚える!穴埋めチェック」を併用する


「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」の問題集として作成された「書いて覚える!穴埋めチェック」を併用すると、より効果的な勉強が可能となります。


「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」を3回読み終わったら、4回目からは、この問題集をメインにして勉強を進めていきます。

問題を解いてみて、わからない問題があったら、すぐに「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」に戻り理解を深めます。

この「インプット」と「アウトプット」の繰り返しが、記憶定着の相乗効果を生みます
問題集に出題されている問題は、絶対におさえておくべき重要な項目です。頑張って暗記しましょう。

また、参考書+問題集のように、2冊同時に使用する場合は、本を立てるスタンドがあると便利です。




100均とかでも売っていると思いますので、是非利用してみることをオススメします。


まとめ


今回は、「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」を使用した勉強法について書きました。

  • 社会福祉士の勉強は、「量」より「質」で勝負!
  • 参考書は「見て覚える!社会福祉士国試ナビ」がオススメ
  • ノートは作らずに参考書に直接書き込む
  • 参考書は最低3回読む
  • 読む回数は多いほどよい
  • 捨てる科目は存在しない
  • 問題集「書いて覚える!穴埋めチェック」を併用する

ただ、がむしゃらに取り組んでいては合格は遠ざかります。
より効率の良い勉強法を模索し、自分に合った勉強法を確立していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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