どうも、ポカン(@illpokan)です。
先日、こんなことをツイートしました。
自分が満たされてなければ、誰かのために何かをしてあげることはできない。介護職に必要なのは、まず自分自身のプライベートを充実させること。その先により良いケアが生まれてくる。シャンパンタワーの法則ってやつ。— ポカン・ジ・エンド (@illpokan) 2018年7月26日
今回、ブログに書きたいことは、このツイートに集約されているのですが、ブログはTwitterと違って文字数の制限を気にする必要がないので、もう少し突っ込んだところまで、書いていきます。
職場の雰囲気を悪くする奴ら
皆さんの職場にもいませんか?
イライラして近づけないオーラを出していたり、根も葉もない噂話をして、職場の雰囲気を悪くする人たちが…ッッ!
「無理してでもニコニコしてろ!」、「無駄話してる暇あったら家帰ってクソして寝ろ!」とまでは言いませんが、
職場の雰囲気を乱すのは、決して良いことではありません。
人の感情は伝染します。心理学で言うところの「情動感染」ってやつですね。
どうせなら、ポジティブな感情を伝染させていきたいですよね。
そんなことは、誰もがわかっているはずなのですが、案外できていないもんです。
わかっていても、感情をコントロールすることができない、その理由は一体どこにあるのでしょうか?
プライベートを充実させる
ポカンも一応、ソーシャルワーカーの端くれなので、何か問題がある時には、その背景を考えるようにしています。
そんなポカンが思うに、職場の雰囲気を悪くしている人たちは、きっとプライベートが充実していないのだと思います。
自分自身の生き方に納得していなかったり、家庭不和があったりする人は、仕事の現場でも、その不満が滲み出ているような気がします。
そんな人に言ってあげる言葉があるとしたら、
「プライベートを充実させろ」
の一言です。
人というのは、自分自身が満たさることで、初めて他の人のために何かをすることができるのです。
特に福祉の仕事は、「困っている誰かのため」の仕事なので、援助者は常に自分自身の心のグラスを満たしておく必要があります。
心のグラスを満たすエネルギーの状態。
それを上手く表現しているのが、シャンパンタワーの法則です。
シャンパンタワーの法則
シャンパンタワーってのは、結婚式とかでたまに見かけるアレです。
この記事のTOP画像に貼ってあるやつですね。
そのシャンパンタワーのグラスを人の心に見立て、シャンパンの代わりにエネルギーを注いでいった心の状態を表したのが、シャンパンタワーの法則になります。
それぞれのグラスの役割は以下の通りです。
- 1段目:自分
- 2段目:家族
- 3段目:友人、職場のスタッフ
- 4段目:クライエント
注ぐ時は必ず1段目からです。
自分自身のグラスが満たされることで、初めて、2段目以降のグラスを満たしていくことができます。
1~3段目が満たされていない人(つまり、プライベートが充実していない人)が、いきなり4段目(クライエント)のグラスを満たそうとしても、只々辛いだけです。
自分自身や家族、周りの人間関係が空っぽのままなので、そのうち必ずガタがきてしまいます。
自己犠牲は美徳のようにも思えますが、実はそんなことありません。
アンパンマンのことを思い出してみてください。
彼は、お腹が空いている動物たち(カバオ等)を見ると、自分の顔を食べさせたくなる衝動に駆られ、つい「僕の顔をお食べw」をやってしまいます。
その結果、本来の力を発揮することができなくなり、がびるんるん等の雑魚キャラにまでヤラれそうになってしまうのです。
アンパンマンのこの行為は、まさに4段目にシャンパンを注ぐ行為そのものです。
自分自身が満たされていなければ、誰かを助けることは絶対にできません。
だからこそ、プライベートを充実させ、自分や自分を取り巻く人間関係を良好にしていくことが大切なのです。
その先に、クライエントに対する、より良いケアの実践があります。
※ちなみに、アンパンマンには、ジャムおじさんという最強のスポンサーがバックについていて、ピンチの時には必ず新しい顔を持ってきてくれます。また、自分が主人公であるという絶対的安心感も持ち合わせており、助かることが前提で自分の顔を食わせているので、結論を言うと、彼はリスク管理の鬼であり、無敵です。
最後に
今回書いた内容は、介護に限らず、他の仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
「他人を助けるためには、まずは自分を満たすことから始める」
これでみんなハッピーです。バンザイ☆
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。