全宇宙の腰痛持ちの皆さま。
こんにちは。
社会福祉士ポカンaka腰痛ニキ(@illpokan)です。
まずは、こちらをご覧ください。
— ポカン・ジ・エンド (@illpokan) 2018年10月5日
一見、意味不明なツイートではありますが、腰痛持ちの方ならピンとくるキーワードが散りばめられています。
■魔女の一撃
→ぎっくり腰
■テリアの首輪
→腰椎分離症
■滑りながら
→腰椎分離すべり症
そう。今、ポカンは腰痛に悩まされています(泣)
一ヶ月前ぐらいから嫌な予感はしていたのですが、ここにきて、ついに抱えていたやべーやつが大爆発したって感じです。
今回は、介護職の職業病とも言える腰痛について、腰痛歴約30年のポカンが思うことを、つれづれなるままに、ひぐらしPCにむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
イキます。(腰いてー!)
小学2年から腰痛に悩まされる
ポカンは、元々、腰痛持ちです。
疾患名は、「第五腰椎分離症」。
別名「テリアの首輪」。
(レントゲン検査で腰椎を斜めから撮影すると、犬の形に見えます。腰椎分離症だと、ちょうど首の位置に亀裂が入っていて、それが首輪に見えるので、そう呼ばれています。)
たしか、小学2年生の頃に、「一番高いところからジャンプしたやつが勝ち」みたいな遊びを、よくしていたのですが、ある日、家に帰ったら腰に激痛が走って、身動きが取れなくなり、整形外科でレントゲン検査をしたら、腰椎分離症と診断されたのでした。
手術して癒合(骨がくっつくこと)させる方法もあるのですが、ポカンの場合は、手術はせずに、薬で鎮痛を図り、症状の鎮静化を待つ、保存療法という方法を選択することになりました。
それ以来、コルセットをして腰を固定するようになり、風呂上がりのストレッチと腹筋が日課になりました。
始めのうちは真面目に取り組むのですが、痛みが鎮静化してくると、ストレッチや腹筋をするのが面倒くさくなり、サボるようになります。
しかし、そんな堕落した生活を送っていると、また再発ドッカーン!
ストレッチ
腹筋
サボる
ドッカーン
これの繰り返し。
そんな感じの生活を30年近く続けているわけです。(学習能力ねーwww)
我慢なんかするもんじゃねぇ
介護職になってから、腰が痛くなることは今までにも何度かありました。
その時は、早めに整形外科に行って、ブロック注射を打ってもらい、だましだましやってきた感じです。
動けなくなるほどの腰痛は、10年以上息を潜めていましたので、「痛くなったら、またブロック注射打てば何とかなるべ!」と、軽く考えていました。
多少痛くても我慢して、仕事を続けていたのです。
職場で腰痛の話をすると、上司は、「今日は帰って病院行ったほうが良くないですか?他の人に勤務延長お願いするから。」とか「夜勤代わりますよ。無理な時は教えてください。」と優しい言葉をかけてくれていましたが、
その度に、
「大丈夫っす!気合いで何とかするっす!死ぬこと以外かすり傷っす!」
と、調子の良いこと言ってかわしていました。
「大丈夫っす!気合いで何とかするっす!死ぬこと以外かすり傷っす!」
と、調子の良いこと言ってかわしていました。
(本音としては、自分が原因で、他の人の負荷が増えるのが嫌だったんですけどね。)
ですが、職場では人手不足が深刻化していて、勤務表の作成時点で、休日出勤が2日は確定しているという過酷な状況もあり、なかなか病院に行くタイミングがない状況が続いていました。
そんな、ある日の真夜中のこと。
そんな、ある日の真夜中のこと。
ついに痛みがピークに達しました。
腰に妙な違和感があり、起き上がろうとしますが、激痛が走り、起き上がることができません。
思わず、『魁!!男塾 冥凰島決戦』(ゲームボーイ)に出てくる梁山泊三首領のひとり泊鳳(はくほう)が相手から奥義を食らった時に言うセリフ「ぐぎゃっ!!」を叫んでしまいました。
その日は何とか寝返りをして横を向き、ただひたすら痛みに耐えて朝を迎えました。
朝になるまで、痛みと後悔で一睡もできませんでした。
その間、2回ほど、くしゃみをしましたが、2回とも悶絶級の痛さ。
そして、心の底から思ったのです。
「我慢なんかするもんじゃねぇ」
と。
メンタルが一番痛い
介護はチームプレーが基本です。
なので、メンバーがひとりでも欠けてしまうと、チームに多大なる影響を与えてしまいます。
ひとりが体調を崩して休んだ場合、その穴を埋めるために、他の誰かが代わりに働くことになってしまうのです。
今回、ポカンが腰痛を発症してしまったことで、メンバーの方々にかなりの迷惑をかけてしまっています。
こうなってくると、あまりの不甲斐なさに、腰なんかよりも心がやられてきます。
実はメンタルが一番痛いんです。
この痛みに耐えきれず、腰が痛いのを無視して言ってしまうのが、
「もう大丈夫なんで、普通に仕事やらせてください。」
という言葉です。
もう何でもいいから、自分のケツは自分で拭かせてくれ、という気持ちでいっぱいになります。
でも、これを言うと、メンバーのみんなは、口々にこう言います。
「焦っても仕方ないよ。まずはしっかり治して。お互い様だから。誰かが腰痛めた時に、その人の分まで頑張ればいいよ。」
と。
ここでハッとするのです。
だよな、焦っても仕方ないよな、と。
それに、この、「誰かが腰を痛めた時に、今度は自分が、その人の分まで頑張れば良い」という考え方。
これこそが、チームとしての正しいあり方だと、ポカンは思います。
せっかくのチームなんだから、助け合ってなんぼなんです。
自分が当事者になってしまうと、素直にそれを受け入れるのは難しいとは思います。
でも、それが真実なんです。
もしも、ポカンと同じように、腰痛で悩んでいる介護職の方がいたら、ポカンは、こう話しかけるでしょう。
「ここは、腹を括って、治すことに徹しましょう。」
心の整え方
ですが、そのように思えるようになるまでには、心の整理が必要です。
ポカンも、その境地に至るまで、だいぶ苦労しました。
そのためには、心の整え方を知っておく必要がありますよね。
ちょっとは需要があるかもしれないので、ポカンが実践した、心を整える際の順序を以下に書いておきます。
- まず冷静になる
- 自分の状態を理解する(腰が痛くて本来の動きができない)
- 助けが必要であることを受け入れる
- 助けてもらえることに感謝する
- 治すことに徹する
- 治ったら仕事で恩返しをする
6.が実践できる頃には、今よりも数段レベルアップできているはずです。
この際、怪我をしたことを伸びしろと捉えて、ポジティブに考えたほうが、幸せに生きていけるはずです。
感謝を忘れずに、精進しましょう。
人生が絶不調な時は悪い事ばかりに目を向けず良い事にも目を向けろ。健康、家族、友人、経験、知識、これまでの人生で得てきた宝物を君は沢山持ってるはずだ。これらを当たり前だと思うな。今一度自分がどれほど恵まれているか認識し感謝しろ。感謝は自分が幸せだと気付かせてくれる素晴らしい習慣だ。— Testosterone (@badassceo) 2018年10月7日
最後に
腰痛ニキとして、これだけは言わせてください。
大事なことなんで、しっかりメモってくださいね。
「ストレッチをしろ。筋トレを怠るな。寝具はケチらず奮発して買え。寝返りをうて。焦るな。しっかり休んで治せ。全快したら恩返ししろ。ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。落合陽一最高。」
以上です。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。