こんにちは!ポカン(@illpokan)です。
今回は、集中力シリーズの第五弾!
集中力を高めるための具体的な方法をご紹介していきます。
今回注目するポイントは、「感情」です。
人間の感情には、代表的なものとして、「喜怒哀楽」があります。
今回は、この「喜怒哀楽」を利用した集中力の高め方について、書いていこうと思います。
それでは、いきます! ゴーゴゴー!
▼シリーズ「集中力を鍛えよう!」の第一弾はこちら
【集中力シリーズ①】集中力を鍛えよう! ~集中力の源「ウィルパワー」とは?~
フロー状態について
フロー (英: Flow) という状態をご存知でしょうか。
時間を忘れて何かに没頭している状態のことをフロー状態と言います。
心理学者のミハイ・チクセントミハイという人が提唱した概念で、
簡単に言うと、ものすごく集中している状態のことです。
フロー (心理学) - Wikipedia
フロー状態の構成要素は8つありますが、その中のひとつに、
直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
というものがあります。
これは、行動していることから即座にフィードバックがあることを意味しています。
具体的にいうと、スポーツや読書をしていて「おもしろい!」と感じることが、それにあたります。
このワクワクする喜びの感情が、集中力を引き出すんですね。
このように、感情と集中力は密接な関係を持っています。
「喜怒哀楽」それぞれの特性
感情と集中力は密接な関係を持っている、ということがわかったので、
次は、「喜怒哀楽」それぞれの感情ごとに、押さえておくべきポイントと取り組むべき行動を箇条書きで書いていきます。
「喜び」「楽しさ」の感情
- クリエイティブになり、意思決定を早くさせる
- クリエイティブな作業に取り組むと良い
- 冷静な判断ができないので、自己完結できる事柄に取り組むと良い
「怒り」の感情
- 目標達成や問題解決の原動力となる
- 怒りは、目的や目標を持って行う行動(目的指標行動)を強く促す
- 難しい課題や企画に取り組むと良い
- 怒りのピークは短いので短期決戦となる
「哀しみ」の感情
- 冷静かつ公平な意思決定ができる
- 投資に関する判断や仕事での新しい取り組みなど、意思決定を見直す機会にすると良い
- 静かな環境でデスクワークに取り組むと良い
- 行動力は下がってしまう
エモーショナル・プランニング
喜怒哀楽を自分の予定に組み込んでいく「エモーショナル・プランニング」という方法があります。
感情の変化と集中力を連動されるために有効です。
それぞれの感情の特性を活かして、
友達と遊んで「喜び」と「楽しさ」の感情が溢れている時に、アイデア出しをしたり、
通勤ラッシュでイラついている時に、難しい課題の糸口を探る、とかですね。
感情と集中力をうまく結びつけて、ベストな集中状態をつくっていきましょう。
最後に
「怒り」や「哀しみ」といった感情は、集中力とは無縁のようですが、
ポジティブに捉えれば、集中力に変換できます。
自分の感情をうまくコントロールして、フロー状態に少しでも近づきたいところです。
それでは、今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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