こんにちは!ポカン(@illpokan)です。
今回は、集中力シリーズの第四弾!
集中力を高めるための具体的な方法をご紹介していきます。
今回注目するポイントは、「食事」です。
食事の内容に気を配ることが、集中力の向上に多大な影響を与えます。
ポカンの大好きなアニメ『カウボーイビバップ』の主人公スパイクが言っていました。
食いモンはとても大切だ。なにしろ人間の体はそいつが食ったモンで出来ているわけだ。もし俺のクローン人間がいたとして、そいつがハンバーガー以外食ったことがないことにしよう。そいつと俺は遺伝子的には同じでも、まったく違った人間になるはずだ。ハンバーガースパイクは俺よりも怒りっぽいかもしれないし、日曜には教会に行くような男かもしれない。凶暴な賞金首かもしれないし、Yシャツにはアイロンをあててから着るような男かもしれない。いずれにしても、ハンバーガースパイクは俺とは別人だ。要するに食い物を選ぶときは、よくよく考えて選ばないといけないってことだ。ふむふむ、やっぱりスパイクは言うことが違いますね。
強靭な集中力を手に入れたいのなら、それなりに食べるものを考えなければいけません。
それでは、集中力を向上させるために摂るべき食事とは、一体どのようなものなのでしょうか?
▼シリーズ「集中力を鍛えよう!」の第一弾はこちら
【集中力シリーズ①】集中力を鍛えよう! ~集中力の源「ウィルパワー」とは?~
脳のエネルギー源はブドウ糖
皆さんもご存知かもしれませんが、脳はブドウ糖がないと働きません。
脳が必要とする栄養素は、ブドウ糖、脂肪酸、リン脂質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルと様々ありますが、
その中でも、最も重要な役割を果たす栄養素が、ブドウ糖です。
ブドウ糖は、集中力を支えるエネルギー源になります。
まずは、これをしっかり覚えておきたいですね。
それと併せて覚えておきたいのが、脳の大食いっぷり。
脳のエネルギー消費について、以下にまとめます。
- 脳のブドウ糖消費量は毎時5グラム
- 脳はブドウ糖を備蓄できない
- 不足分は肝臓にあるグリコーゲンをブドウ糖に変換して補う
- 肝臓に備蓄可能なグリコーゲンは60グラム程度
- 脳にブドウ糖を供給できる時間は、最長で12時間程度
脳がブドウ糖を食い尽くして燃料不足に陥ることは、集中力が低下することに直結します。
なので、燃料不足に陥る前に、脳のエネルギー源であるブドウ糖を摂取する必要があるのです。
低GI食品を食べて、集中力を持続させよう
GI(グリセミック・インデックス)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
GIとは、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。
食品ごとにGI値が設定されており、
- 高GI食品…GI値が高く、食後、血糖値が急激に上昇する
- 低GI食品…GI値が低く、食後、血糖値が穏やかに上昇する
となります。
食事したことにより血糖値が上昇すると、脳に栄養が行き渡るので、集中力も高まります。
逆に、血糖値が下降すると、集中力は途切れてしまうのです。
また、高GI食品を摂取して急激に上昇した血糖値は、急激に下降する性質を持っています。
その際に、強いストレスを感じ、集中力も急激に低下してしまいます。
なので、集中力を高めるにあたって、摂るべき食事は、低GI食品となるわけです。
高GI食品と低GI食品の具体例
高GI食品と低GI食品の具体例を以下に書いておきます。
ググるとGI値の一覧とか、出てくるので参考にしてみるのも良いと思います。
▼高GI食品
- 白米
- パン
- にんじん
- かぼちゃ
- じゃがいも
- せんべい
- クッキー
- チョコレート
▼低GI食品
- そば
- 春雨
- 全粒粉パン
- 玄米
- レタス(葉もの)
- きのこ類
- ブロッコリー
- ナッツ類
- 牛乳
- ヨーグルト
低GI食品を3食の中に上手に盛り込んでいきたいですね。
血糖値の変動を穏やかにして、ウィルパワーのエネルギー源であるブドウ糖を供給することで、集中力を高めていくことができます。
間食はナッツを食う
3食しっかり低GI食品を意識して食べていたとしても、食後、2~3時間程度で血糖値は低下し始めます。
血糖値の低下は、集中力の低下を招きます。
そこで、意識したいのが「間食」です。
食後、血糖値が下がる30分前を目安に、間食を取り入れ、集中力を持続させるという作戦です。
「んで、何を食えばいいの?」って話ですが、
結論を言うと、ナッツ(ピーナッツ、カシューナッツ、クルミ、アーモンド、ヘーゼルナッツなど)類が間食としては最適だと言われています。
その理由は、以下の通りです。
- 低GI食品である
- 集中力、思考力を高める成分が豊富に含まれている
- 具体的には、亜鉛、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6など
- オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸は抗うつ効果がある
- ポジティブ思考につながりやすい
食事の間に、ナッツをつまんで、上手に集中力を持続していきたいですね。
最後に
低GI食品を中心とした3食と、ナッツ類を中心とした間食で、強靭な集中力を手に入れちゃいましょう!
この機会に、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?
それでは、今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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