【読書】さぁ、メモ魔になろう2|「メモの魔力 The Magic of Memos」前田裕二

2019年1月16日水曜日

ライフハック 自己啓発 読書

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ちゃっす!ポカン(@illpokan)です。

今回は、ポカンのメモ魔シリーズ第二弾!

前田裕二さん著書の「メモの魔力」を紹介していきます。

▼第一弾はこちら
【読書】さぁ、メモ魔になろう|「メモで未来を変える技術」小野正誉

第一弾では、「とても簡単に未来を良い方向に変える方法」として、

メモが持つ力をお伝えしました。

「ワクワクするような理想や願望=実現したいこと」を書いて、読み返すことを習慣化していくことで、

それが潜在意識に刷り込まれるため、行動自体が変わっていく、といった内容でした。

実は、トップ画にも薄っすらと、潜在意識に訴えかけるメモが書いてあるんですが、気づきましたか?




海賊王におれはなる




(おれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってないおれはスベってない!!!!大事なことなので10回言いました!!)

残念ながら誰にも気づかれず、スベったような感じになっていましたが、自分ではスベってないと信じています。

Twitterのフォロワーが1万人になったらスベらなくなるので、

是非、フォロー&RTのほど、よろしくお願い致します!!!!!(まさに外道)



▼下記リンクから購入可能です。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)


メモの魔力


なんか、めっちゃ売れてるみたいですね。

12月24日に発売だったということもあり、

ポカンにとっては、最高のクリスマスプレゼントになったわけですが、

肝心な本の内容も、とても充実したものになっています。

『メモの魔力』の著者は、以前、ブログで紹介した『人生の勝算』の前田裕二さんです。

▼関連記事
【読書】人生とビジネスの本質に迫る良書|「人生の勝算」前田裕二

本当にこの方は魅力の塊ですね。

イケメンだし、言うこともカッコいいし、語り口調も優しくて、すべてを包んでくれるような包容力を兼ね備えています。(妄想モード)

もう、性別とか関係なく大好きですね。早く結婚したいです。(暴走モード)

メモの魔力っていうか、前田裕二の魔力ですよ、これ。

本書を読むとわかりますが、

そんな、前田裕二さんを前田裕二たらしめているのが、まさしく、メモなのです!

「知的生産」のためのメモ


『メモの魔力』では、メモを単なる「記録」ではなく、「知的生産」のためにとるもの、として扱っています。

メモは、「人間にしかできないこと」に集中するために活用するもの、なのです。

メモによって鍛えられる5つのスキル


メモに対する姿勢を変え、「知的生産」のためのメモをとることで、以下の5つのスキルが鍛えられるそうです。

  1. アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
  2. 情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
  3. 相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
  4. 話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
  5. 曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

この5つのスキルって、仕事に限らず、生きていく上で、めっちゃ重要なスキルですよね。

あるのとないのとでは、雲泥の差です。天と地ほどの隔たりです。男塾で例えるなら、仲間になる前と仲間になった後のファラオぐらいの差があります。(分かりづらいとは言わせない)

「記録」としてのメモでは、このスキルを身につけることはできません。

情報に対して意味付けをして「知的生産」につなげていくメモをとる必要があるのです。

そのために必要となるのが、「ファクト→抽象化→転用」という思考フローです。

「ファクト→抽象化→転用」が前田式メモ術


前田式のメモは、ノートを見開きで使い、左側のページに「ファクト」、右側のページに「抽象化」と「転用」に関する内容を書いていきます。

つーか、

『メモの魔力』は、すごくわかりやすく丁寧に書かれているので、

ポカンがここで説明すること自体、「無駄無駄ァ」なわけですが、

まだ読んでいない人や、読む気がないけど、ざっくり知っておきたいって人のために、

ファクト、抽象化、転用のそれぞれの意味を超ざっくり書いておきますね。

  • ◎ファクト…どこかで見聞きした客観的事実。会話の内容や琴線に触れたことなど。
  • ⦿抽象化…他の具体にも応用できる汎用的な状態にする。what、how、whyで思考を深める。
  • ★転用…実際のアクション。抽象化した気づきを別の何かに適用する。

多くの人が普段書いている記録としてのメモは、「ファクト」にあたります。

それを他の具体にも応用できる汎用的な状態にするのが、「抽象化」。

そして、抽象化した気づきを別の何かに適用する実際のアクションが「転用」です。

その中でも「抽象化」と「転用」が、前田式メモ術の特徴になります。

最近、ポカンも前田式メモ術でメモを取り始めたのですが、

慣れていないこともあり、「抽象化」にだいぶ苦戦しています。

ですが、苦戦している分だけ、抽象化できたときの高揚感は半端ないです。

抽象化するときは、what、how、whyの問いを投げかけることで思考を深めていくのですが、

その過程で新たな発見があったりもするので、抽象化という作業を通して、知的生産メモの面白さを感じることができます。

あと、大事なのが、「着地点」を決めておくこと

つまり、

  • 目的意識を持つ
  • 課題を明確にする

ということです。

向かうべきゴールがなければ、ただの抽象化ゲームになってしまいます。

ゲームで終わらせないためにも、抽象化したアイデアの転用先を予め想定しておき、

知的生産メモの効力をスーパーサイヤ的に発揮させたいですね。

『メモの魔力』は、単なるノウハウ本ではない


『メモの魔力』の凄いところは、ここからです。

メモ術を記したノウハウ本だと思ったら大間違い。

『メモの魔力』は、自分を知り、実践するための最強ツールなのです。

本書の構成も、

第一章、第二章 → メモのメリット、前田式メモ術の具体的な説明
第三章以降   → 自己覚知のノウハウ、実践上の方法論、前田さんのメモ哲学

となっており、

メモ術の活用方法までが、丁寧に記されているのです。

この最後まで寄り添ってくれる感が半端ない。

前田さんの優しさを身にしみて感じます。

この際、前田”優”二に改名するのもアリだと思います。(だまれ)

以前、ブログに書いたかもしれませんが、

本は読むだけではダメで、インプットした情報をいかにアウトプットするかが重要です。

『メモの魔力』は、そのアウトプットの部分を支援してくれる作りになっています。

『メモの魔力』を読了すると、自然とアウトプットまで導かれます

「読者を最善の選択に導く」とか、まるで介護士みたいな本ですね。(利用者を最善の選択に導く)

あと、ロジックとパッションのバランスが絶妙なので、

完全にハートに火をつけられちゃうんですよね。(昔ラルクのツアー名でこんなんあったな)

動いちゃうんです。

プレゼンのお手本みたいな本ですわ。やっべぇぞ!(ナダル)


特別付録 自己分析1000問


巻末には、「自己分析1000問」という特別付録がついています。

先述した「アウトプットを支援してくれる作り」の具体です。

レベル①~⑩まで、各レベル100問ずつの質問が用意されています。

その100問は、さらに、

  • introduction
  • 幼少期
  • 小学校
  • 中学校
  • 高校
  • 大学
  • 社会人(20代)
  • 未来 ※レベル①のみ
  • 現在
  • conclusion ※レベル⑩のみ

といった形で、ライフステージごとに分かれており、

レベルが上がるほど具体度が高くなっていくので、

より自分自身を深掘りできる仕組みになっています。

ポカンは、ライフチャートを書くところから始めて、まだレベル①の途中です。

真剣に取り組んでみると、絶対に他人には見せたくない内容になります。笑

「ファクト→抽象化→転用」という思考フローが、自分の根っこの部分を照らしてくれるからでしょう。

この1000個の問いに対して、すべて答えを出すことが出来た時、自分自身にどんな変化があるんだろう?

もう、想像するだけでガクブルです。

確実に、ドロヘドロの煙ファミリーに入れるぐらいの魔力は身につけていることでしょう。

ドロヘドロオールスター名鑑完全版 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)


「自己分析1000問」については、箕輪厚介さんがPDFを無料公開してくれているので、興味がある方は是非チャレンジしてみてください。


最後に


色々書いてきましたが、

結局は、実際に読んでみることをゴッリゴリおすすめします

読んでいる間、とても有意義な時間を過ごすことができると思います。

読了後は、動かずにはいられないはずです。

ポカンの場合は、先走って、メモしながら本を読んでいました。

そのぐらいの「魔力」を持っている本です。

今日からメモ魔になって、メモで人生変えてやりましょうよ。


さぁ! メモ魔になろう!!


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メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)


あと、実は巻末の「SNSで募集した人生の軸」に、ポカンの「人生の軸」が載っています。

これは嬉しかったなぁ。



それでは、今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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