こんにちは。ポカン(@illpokan)です。
今回は、介護の仕事をする上で、【絶対に意識しておいたほうが良いこと】について書いていきます。
もっと言うと、【どのようなマインドで仕事に取り組めばよいか】についてです。
介護の仕事をやっていると、仕事と真剣に向き合った結果、精神面が不安定となり、休職や退職にまで追い込まれてしまうケースをよく見かけます。
そうなってしまう方の多くは、あらゆる物事が、【自己犠牲】の上で成り立っているように思えるのです。
今回は、そんな内容も含め、介護職が持つべきマインドについて書いていきます。
それでは、最後まで、よろしくお願いします。
まずは自分の心を満たす
これは介護の仕事をする上で、最も重要なマインドです。
利用者本位の介護ではありますが、大前提として、まずは、自分自身の心を満たしておくことが重要なんです。
なぜなら、自分が満たされていなければ、誰かを助けることはできないからです。
想像してみてください。
- 心に余裕がない
- 常にイライラしている
- 何も食べるものがなく餓死寸前
- お金がなく今日を生きることで精一杯
こんな感じの人が、誰かを助けることができますか?
確実にできないと思います。
できたとしても、かなり中途半端なことになるでしょう。
自分自身の心が満たされ、そこから溢れ出たエネルギーが、人を助けるための活力に変換されるのです。
この考え方を上手く表現しているのが、【シャンパンタワーの法則】です。
以下の記事に、まとめていますので、是非チェックしてみてください(๑´ڡ`๑)
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【介護】より良いケアは充実した心の先にある ~シャンパンタワーの法則の紹介~
自己満足ルートから理想を目指す
【自分が満たされていなければ、誰かを助けることはできない】
この前提はお分かりいただけたかと思います。
それでは次に、理想を目指すためのルートについて、お話していきます。
そもそも、介護における理想とは何でしょうか?
それは、利用者と介護職がともに満足のいく状態であることです。
以下の図をご覧ください。
横軸が利用者のQOL(生活の質)で、縦軸が介護職のQWL(労働生活の質)を表しています。
スタートは、左下の【ここから】となります。
利用者のQOL、介護職のQWLの両方が低い状態です。
そして、目指すべきは、右上の【理想】となります。
利用者のQOL、介護職のQWLともに高い、ベストな状態です。
まさにwin-winの関係ですね。
さて、次に理想にたどり着くためのルートを決める必要があります。
ルートは2つ。
【自己満足ルート】と【自己犠牲ルート】です。
あなたなら、どちらのルートを選びますか?
どちらからでも理想を目指すことは可能です。
いかがでしょうか?
Let’s think!!
はいっ!
ポカンは、【自己満足ルート】から理想を目指すことをゴリッゴリにオススメします。
考えてみてください。
【自己犠牲ルート】から理想を目指して、何かメリットはありますか?
目指すべきゴール(理想)は同じなんですよ。
同じところを目指しているのに、わざわざ辛い思いをする必要はないですよね。
また、この2つのルートの特徴として、【利用者のQOL向上】と【理想到達】のスピードに大きな違いがあります。
【自己犠牲ルート】の場合は、序盤は急速に向上しますが、次第に失速していきます。そして、理想に到達するのは、かなり難しくなります。
【自己満足ルート】の場合は、序盤は時間を要するものの、加速度的に向上し、理想到達も短期間で可能となります。
これはもう、【自己満足ルート】の一択ですよね。
日々、介護の仕事をしていく上で、無理していることや、我慢していることはありませんか?
安い給料、休日出勤ばかりのシフト、サービス残業、利用者からの暴力・セクハラ、理不尽な同僚…etc.
その無理や我慢は、最終的に何も生み出さない可能性があります。
時には、自己犠牲が必要になる時もあるかと思いますが、
それが、本当に必要なことなのか、今一度、よく考えてみる必要があると思うのです。
可能な範囲で、自分が仕事しやすい環境や改善方法を考えて実践していくべきですし、それが叶わなければ、転職するという選択肢もあると思います。
いずれにせよ、自分自身が満たされていなければ、良いケアを提供することはできません。
まずは、自分自身が満足のいく状態を最優先で作っていく必要があるのです。
最後に
今回は、介護の仕事をする上で、ポカンが最も重要だと思うこと【自分の心を満たす】についてお伝えしました。
介護職にとって、ストレスマネジメントは最重要課題だと思います。
マインド次第で、ラクに結果にたどり着けることもあります。
まずは、自分の心を十分に満たしてあげることを重視してみてはいかがでしょうか?
その先に、より良いケアが生まれるはずです(๑´ڡ`๑)
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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よろしくお願いします!
(๑´ڡ`๑)マタネ★