【雑談】【ライフハック】ラグビーから学ぶ人生哲学②

2018年6月3日日曜日

ライフハック

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しゃっす!ポカンです!

前回に引き続き、「ラグビーから学ぶ人生哲学」をお送りしていきます。

▼前回の記事
【雑談】【ライフハック】ラグビーから学ぶ人生哲学①

今回は三部作のうちの第二弾です。

それでは行きます!

ルールに縛られない自由な発想


ラグビーの練習はとてもハードです。
めっちゃ走るんですよねー。

ラグビーの試合は前後半合わせて、80分間あります。
80分間走り続けなければならないスポーツなので、日頃の練習で持久力をつけておくことがとても重要になります。
なので、ラグビーの練習は走りまくりなわけです。



中学生の頃、毎年恒例となっているフィットネス系の練習がありました。

その練習は、普段練習をしているグラウンドから、10km先にあるダムまで走るというもので、部員の間では、その練習は"蔵王ダム"と呼ばれ、恐れられていました。

往復になるので、距離的にはハーフマラソンと同じぐらいの距離になります。
ハーフマラソンと言うと、「たいしたことない」と思われるかもしれませんが、ダムは山の上のほうにあるので、10kmの間ずっと上り坂道が続きます。

また、坂を登りきった後も、さらに10kmも走らなければならないという絶望感を味わうことになるので、メンタル的にもだいぶヤラれます。

走りきった後は、心身ともに疲れ切ってしまい、足なんか「これオレのじゃなくね?」的な感覚に陥ります。



そんな、考えただけでもブルーになる"蔵王ダム"練習当日。

部員全員が一斉にグラウンドをスタートし、ダムを目指して走り出しました。

鬼コーチからスクーターで煽られながら、みんな必死になって坂道を登っていきます。

帰りの下り坂も、「残り10kmの絶望感」を抱えながら、勢いに身を任せて、なんとか走り切りました。

その日は、コーチが練習の途中で帰ることになっていたので、グラウンドに到着した人から順に解散という流れでした。

辛かった"蔵王ダム"も終わり、なんとか家まで帰ることはできたのですが、私にはひとつ気になっていることがありました。

練習中に数名の先輩が居なくなっていたのです。

その日は、それ以上考えることができず、死んだように眠りにつきました。



後日、練習に行った時、その先輩に"蔵王ダム"の日どこに行っていたのか確認してみると、その先輩からとんでもない答えが返ってきました。

先輩「あ~、ヒッチハイクで帰った。」

えっ??ヒッチハイクで帰ったぁ!??

ヒッチハイクで帰った…

ヒッチハイクで帰った…

ヒッチハイクで帰った…


(反響するエコー)

こっちは、あんなに必死こいて走ったのに…

なんと、その先輩はコーチが帰るのを見計らって、ヒッチハイクで家まで帰っていたのです!

当時の私は、その完全にルールを無視した行動に、驚愕して驚愕して震えました。(西野カナは会いたくて震える)

今、この件について考えてみると、「すげー行動力だな」と感心します。
部活中に一般人を巻き込んで、クソ辛い練習からエスケープするんですからね。

練習をサボるのは基本的にあってはいけないことですが、そのルールに縛られない自由な発想には感服するばかりです。

時には、そんな大胆さも必要ですよね。
このストレス社会の中で、逃げる方法を知っているということは、自分が潰れないための必須スキルのような気がするのです。

是非、見習っていきたいですね。(逃げてばっかりじゃダメだけどね!w)

詰めの甘さは命取り


ラグビーには、"ランパス"という伝統的な練習があります。
「走りながらパスをする」からランパスです。

ランパスは、基本的には4人1組となり、グラウンド(100m)をパスしながら、ひたすら往復します。本数は10本程度でしょうか。

練習の一番始めにやることが多く、ラガーマンにとっては大嫌いな練習のひとつですw

私が思うに、ランパスは、スキルアップを目的としているわけではなく、完全に精神力を鍛えることを目的とした練習です。

その証拠に、ランパスの最後は、必ずノーミスで終わらなければならない(ミスをしてはいけない)、という鬼のようなルールがありますw
ボールを落とすなどのミスを繰り返していると、エンドレスでランパスを続けなくてはいけません。

なので、そうならないために、みんな最後のセットは特に集中してプレーします。
日々の練習の中で、詰めの甘さが命取りになるということを身をもって体験しているのです。

これはラグビーに限らず、いかなる場面においても、非常に重要なことです。

仕事でも、最後の詰めが甘いことが原因で、面倒な戻り作業が発生したりなんてことありませんか?

やはり、最後まで気を抜かずに集中することは、人生を送る上での鉄則です。

キャプテン通して培ったリーダーシップスキル


私はラグビーに携わる中で、キャプテンを経験することが多々ありました。
中学校、高校、東北選抜、県選抜と、様々な場面でキャプテンを任されていたので、その経験を通して学ぶことも数多くありました。

このキャプテンを務めたという経験が、私の人間関係構築力という資質の原点だと思っています。

私が考える、リーダーとしてもっとも注力すべきポイントは、メンバーのモチベーション向上に専念することです。

そのためには、メンバー一人ひとりの特徴をよく理解しておくことが重要です。

人それぞれモチベーションの方向性は異なるので、それぞれ望んでいるものは何なのか、しっかり把握し、立ち振舞を変えていかなくてはなりません。

モチベーションを向上させるためには、その人の長所を見極め、その良いところをしっかりと言葉にして伝えます。
そうすることで、その人がチームにとって欠かせない存在なのだということをわかってもらうのです。必要性を強調するんですね。

人には所属欲求というものがあるので、自分がチームにとって必要な存在なのだと認識するだけで、所属欲求と安心感が満たされ、チームに貢献する意識が芽生えます。
これを実践すると、チーム力がグンとアップします。

逆に、短所はあまり気にしません。
欠点を埋めるのは時間効率が悪いですし、モチベーションの低下を招く可能性もあります。

良いところを伸ばしていけば、短所なんかかすんで見えます。


第二弾のまとめ


まとめます!(吟じます)


  • ルールに縛られるだけではダメ。時には自由な発想と行動が必要
  • 詰めの甘さは命取り。最後まで油断せずに集中して取り組む
  • キャプテンは、メンバーのモチベーション向上に専念すると上手くいく


今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

第三弾もよろしくおねがいします!

【雑談】【ライフハック】ラグビーから学ぶ人生哲学③


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